NO.041
六連銭
真田幸村
(さなだゆきむら)
(1567〜1615)
【人物の説明】
武田家滅亡後、七万石の小領主真田は北条氏政、家康、上杉景勝に領土を囲まれながらも巧みに戦国の世を生き抜く。関が原では西軍に属す。敗戦後、紀伊国九度山に流されるが、15年後、大阪の陣で大阪城に入城。城外に真田丸という出城を構築、徳川と奮戦するが夏の陣で討ち死にした。

【家紋の説明】
・銭

銭紋は家紋の中ではめずらしい。死後、人間は生前のおこないで地獄か極楽に行くとされる。その行程において三途の川の渡り賃が六文と云われる。現代においても死者に六文をそえる地方もある。

・使用家:真田、織田、福島他